自然との共存の体験学習の必要性 2
科学的な思考法については、かつて、2000年前のギリシャ文明時代のアリストテレスの頃からいわれていました。
またゲーテ、アレキサンダi・フォン・フンボルト、近世における芸術家や自然科学者が説いたような総合的な見方があります。
『ファウスト』や『若きヴェルテルの悩み』などの作品を残しているゲーテは文豪として知られていますが、同時に当時としてはすばらしい自然科学者でもありました。
彼は「植物、とくにその器官について」等の論文や著書を残しています。
重要なことはゲーテの時代においては、彼の言葉にあるように、すべてを一つとして、「アルス・ガンッハイト」としての見方が基本になっていたということです。
ところが18世紀の末、19世紀になると、今まで総合的・体験的に知っていた私たちの生活環境.自然環境が要因分析されます。
例えばリトマス試験紙によって酸性度を調べる、また、寒暖計によって、客観的に摂氏あるいは華氏の数字によって気温や体温を測定するということが可能になってきました。
・・・このように個々の要因を分析し、その結果を総合するという手法によって人間の生活環境としての新しい都市づくりが急速に発展してきました。