観念的な自然理解から体験的教育へ
1970年代に入ってから、公害・自然破壊の問題について話をさせられることも少なくありません。
大人は「わかった、面白い」といいますが、なかなか実行出来ません。
新しい時代に対応した共存関係を実のあるものにするには、むしろ子供たちの体験的な教育を基本にすることです。
しかも、早いほど、若いほどいいのです。
幼稚園教育・小学校教育では、彼らの好奇心を満足させるためにクイズや歌をうたわせたり、数字やことばや字を覚えさせることも重要です。
しかし、同時に彼らが習い性となるまで自然と具体的にふれさせ、時には泥まみれになり、時にはころんですり傷を作っても、それが自然と共存出来るチャンスであるということを両親も教師も正しく読みとることです。
戦後日本の教育をふりかえると・・・
家庭教育・学校教育・社会教育に欠けていたものは、生の自然にふれさせる機会をしめ出したことではないでしょうか。
その理由として、「怪我をさせない」ということがよく挙げられます。